もう失敗しない!ネット通販で使えるサイズ解決サービスを徹底調査(国内・海外)

ネット通販での長きにわたっての課題といえば「サイズ問題」です。
店舗のように自由に試着ができない為に、実際に届いた商品を試着してみて、思いのほかキツかったなど、サイズ選びで失敗した人も少なくないのではないでしょうか。

スマホの機能を使ったり、お手持ちのアイテムと比較したり、お気に入りのブランドのサイズ感と比較したり、購入前に不安なサイズ選びを解決する機能がたくさんあります。

これでネット通販での洋服選びが劇的に変わるかもしれません。

ここではサービスをいくつか紹介していきたいと思います。

縦軸はオンラインですべて完結できるか?ゾゾスーツのようにサイズ計測キットが送られてきて手間をかける方法(オンライン活用度が高いor低い)どで分類しています。横軸は(アパレル or それ以外)で分類しています。

この分類を見るとやはりアパレルに関するサイズ解決ソリューションが多くあることがわかります。

それではサービスの特徴を比較して紹介していきます。

サイズ解決ソリューションマッピング

 

BODYGRAM 米・日

サンフランシスコに拠点を置くオンラインカスタムシャツブランド「Original Stitch」は、新たなサイズ採寸アプリを発表。
衣服を着たまま前面と側面からの全身写真を撮るだけで被写体の実寸を瞬時に測定できる。あのZOZOスーツのようなタイツを着なくてもスマホだけで体のサイズを採寸することができる。

使い方
1.アプリを立ち上げる
2.前面写真撮影
3.側面写真撮影

導入企業例
オープンプラットフォーム制を採用し、他のブランドやショップにも幅広く当該技術をライセンス供与予定としている。

mysizeis(株式会社NTC)日本

お持ちのスマートフォンで自分を撮影するだけで簡単にボディサイズがわかります。
※BODYGRAMに似ている

使い方
1.アプリを立ち上げる
2.身長入力
3.前面写真撮影
4.側面写真撮影
※現在自動測定部分は「身長」「腕の長さ」「肩幅」「身幅」「着丈」「裄丈」のみ。
本アプリの課題:他のサイズ部分はアプリ上でドラッグして計測する必要あり。SDKの提供はしてなさそう

導入企業例
株式会社LAS JAPAN、山喜株式会社

VIRTUSIZE(バーチャサイズ株式会社)日本

お手持ちのアイテム、購入履歴の商品、既製品と比較することで、具体的にフィット感をイメージすることができます。

使い方
1.バーチャサイズを立ち上げて
2.比較アイテムを選択(既製品、アイテム登録)
3.イラストでサイズを比較するだけ

導入企業例

BUYMA、ショップリスト、ユナイテッドアローズ、マガシーク、マルイなど

TRUE FIT(True Fit Corporation)米

自分に合うサイズのブランドを登録しておくだけで、ブランドごとにユーザーの体型に合うかどうかを提案してくれるサービスです。※UNISIZEに近い

使い方
1.TRUEFITを立ち上げる
2.ブランドを選び、服のタイプ&サイズを選択する
3.ボディタイプ(バストの位置やサイズ、体型、ヒップの形など)を選び、身長と体重、年齢を入力

導入企業例
米 Macy‘sなど

FIT FINDER(Fit Analytics Inc)独

自分の身長、体重、ボディタイプを登録すると選択した商品が合うかどうかを提案してくれるサービスです。※UNISIZEに近い

使い方
1.FIT FINDERを立ち上げる
2.ボディタイプ(バストの位置やサイズ、体型、ヒップの形など)を選び、身長と体重、年齢を入力
3.購入経験のあるブランドとサイズを選択

導入企業例(海外)
ノースフェイス、カルバンクライン、トミーヒルフィガー、パタゴニアなど

FitsMe(Rakuten)

楽天はバーチャル試着サービス「Virtual Fitting Room(バーチャル・フィッティングルーム)」をイギリスで展開するFits.me社を買収し、完全子会社化。

使い方
1.バーチャル試着サービスを立ち上げて
2.ボディタイプ(バストの位置やサイズ、体型、ヒップの形など)を選び、身長と体重、年齢を入力
3.おすすめのサイズ表示

導入企業例
紳士服はるやま、 スタイライフが試験的にサービスをしていたが現在はサービス提供の確認ができなかった

Tangiblee(YRULER INC.)米

サイズ比較のビジュアルソリューション。他のモノと画像で比較することで、アイテムの相対的な大きさを視覚的に教えてくれます。アパレル以外の商品の大きさを適したサイズ解決ソリューションです。

使い方
1.Tangibleeを立ち上げて
2.指定の商品画像と身近にあるアイテムをドラック&ドロップをして商品を重ね合わせて、比較してサイズの大きさを比較することができる

導入企業例
サムソナイトなど

 

番外:海外事例 定期購入(サブスクリプションビジネス)
アマゾンプライム会員向けのプライムワードローブ

買う前に試着できるファッション関連のサービスで、興味のあるものをなんでもオーダーし、届いたものの中で気に入ったもののみを購入することができる。プライム会員のサービス。

プライムワードローブの使い方

  1. 洋服・靴・アクセサリーなどの「ファッション」カテゴリーから3ないし15のアイテムを選択。
  2. 選択したアイテムは「ワードローブボックス」(Prime Wardrobe box)として送付される。
  3. 7日間のうちに試着してみることができる。合わなかったり、気に入らなかったものは、送られてきたボックスに入れて送り返す
  4. 3ないし4つを購入すれば、購入金額は10%割引となり、5つ以上を購入するならば20%オフになる特典あり。

定期購入系のサービスは
他にも
日本ではアダストリア、ゾゾタウン
アメリカではGAP、アンダーアーマーなど
定期購入を始める企業が増えている

ZOZOスーツ(終了)

ZOZOの前社長の前澤さんが他のサイズ解決ソリューションとは一線を画して、ZOZOスーツというサイズ解決ソリューションを発表しました。ドット柄のZOZOスーツとスマホを使ったサイズ計測という新しい試みでしたが、結果的には苦戦を強いられて撤退しました。果たしてなぜでしょうか?考えられる課題は4点あると考えています。

  1. スーツを来て、スマホを使ってサイズを計測するという手間
  2. S・M・Lサイズといった既製品サイズで慣れ親しんでいるため、㎝単位でオーダーメイドのようなサイズバリエーションを求めていないではないか?(ZOZOのジーンズ等は実際は既製品パターンオーダーなのだが、浸透していないのでは?)
  3. ネット通販で多少のサイズ違いは仕方がないという場が醸成されてしまっている
  4. 商品バリエーションが少ない

サービス調査まとめ

サイズソリューションを一部と海外での事例を取り上げて見ました。中身を見てみると近しい機能を持つソリューションが多く、価格体系やユーザビリティが企業側の決定打となりそうです。

  • 国内では主要ECモールはバーチャサイズを利用
  • 海外サービスでいくつかあったがバーチャサイズ・ユニサイズ同等の内容
  • BODYGRAMは専用スーツもなくスマホと体一つでオンライン完結
  • ファッションアクセ系のサイズ比較サービスもあり 例:Tangiblee
  • ロコンドやアマゾンワードローブのような実際に商品を手にしてから選ぶサービスも多くある
  • ZOZOスーツのようなオンラインとオフラインを組み合わせた中間サービスも手法としてあらわれた

 

いかがでしたでしょうか?

さらに新しいサイズ解決ソリューションが生まれて来ることに期待したいと思います。