Dropbox、OneDrive、GoogleDrive人気の3大オンラインストレージサービスの特徴
ファイルや文書などのドキュメントを保存や共有するには、オンラインストレージサービスの利用は今や常識です。
これから利用したいと思っている方や乗換を検討している方におすすめの無料で人気のオンラインストレージサービスDropbox、OneDrive、GoogleDriveのサービス特徴や機能を比較して紹介します。
目次
Dropbox、OneDrive、GoogleDriveの特徴
ブラウザ | 特徴 | おすすめシーン |
Dropbox(ドロップボックス) | オンラインストレージサービスの老舗 | 初期2GBと小さいが軽快さや操作が簡単。初心者向け。 |
OneDrive(ワンドライブ) | Microsoft Officeのファイル利用との連携 | Office365などを利用中でOffice製品の保存や編集をオンライン上で行いたい。 |
Google Drive(グーグルドライブ) | 容量の大きさが魅力な初期で15GB | 無料プランでも 15 GB と容量が大きい。ファイル共有してグループワークをしたい。 |
Dropbox、OneDrive、GoogleDriveの比較表
ブラウザ | Dropbox(ドロップボックス) | OneDrive(ワンドライブ) | Google Drive(グーグルドライブ) |
サービス提供企業 | Dropbox | Microsoft | |
初期の無料容量 | 2GB | 5GB | 15GB |
有料プラン | あり ※こちら |
あり ※こちら |
あり ※こちら |
1ファイル最大 | 10GB | 10GB | 5TB |
ファイル形式の制限 | なし | なし | なし |
アカウントの保存期間 | ログイン1年なし | なし | ログイン270日間なし |
PCのブラウザから編集 | 不可 | Googleドキュメントを利用して編集可 | Office OnlineでOffice書類を編集可 |
キーワード検索の対象 | ファイル名 | ファイル名・画像/PDF/書類内の文章 | ファイル名 |
削除したファイルの復元 | 可 | ゴミ箱から復元可 | |
他ユーザーとの共有 | フォルダ | ファイル・フォルダ | ファイル・フォルダ |
リンクの公開 | ファイル・フォルダで可能 | ||
公式アプリ | スマートフォン(Amdroid、ios)、PC(Mac・Windows) | ||
利用アカウント | Dropboxアカウント | Microsoft アカウント | Googleアカウント |
Dropbox(ドロップボックス)
ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、インターネット上にオンライン上にファイルを保存することができます。
・ハードディスクを節約できる
Dropboxは、クラウド上にデータを保存することによって本来内部ストレージに保存するはずだったファイルを外部(クラウド)に移行させることができます。
パソコンにもスマホにも、内部ストレージは○GBと要領の限度が決められており上限を超えるとデータファイルを削除する必要が出てきます。また、内部ストレージのデータ量が多くなると、端末の動作が遅くなる原因にもなります。
・スマホからでもパソコンを買い換えても楽々同期!
Dropboxはクラウド上にデータを保存し、そのデータは個々のアカウントに紐づいて管理されています。
そのため、ログインIDとパスワードさえ入力すれば、パソコンからDropboxにデータを保存しただけで、スマホアプリからも確認ができたり、パソコンを買い換えても同じデータを確認することが可能です。
・仕事や仲間同士でファイルを共有できる
Dropboxは、アカウントに紐づいてクラウド上にデータを保存するため、アカウント情報を共有したい人に公開すれば複数人でデータ共有することが可能です。
ビジネスシーンでは、全体で共有したい頻繁に更新されるファイルなどもいくつかあるかと思います。Dropboxを利用すればアップロードするだけで、ファイルを共有することが可能です。
・無料のベーシックプランでも容量UPできる
無料のベーシックプランは2GBとなっていますが、Dropboxのサービスを使いこなすと容量を増えていきます。
例えば、友達にDropboxを紹介すると一人につき500MBの容量を増やすことができ最大16GBまで増やせます。
さらに、Twitterをフォローしたり、使い心地をフィードバックしたりするだけでも容量を増やすことができます。
・DropboxBusinessでさらに便利
月々1500円~のDropboxbusinessは大手企業への導入実績も豊富です。
使用容量が2TBまで引き上げられるのに加えて、グループごとでの管理機能や無制限のバックアッップ機能、デバイスを紛失した際にローカルデータを遠隔で削除できるなどの高度なセキュリティ機能から支持を集めています。
無料容量:
・初期2GB
・招待1人につき500MB追加
・最大20GB程度
・アップロードファイルサイズ上限:10GB
プラン | 月額料金 | 容量 |
無料 | 無料 | 2GB |
Dropbox Plus | 1,200円(税別)/月 | 1,000GB |
Dropboxのサービスは公式サイトから利用できます。
「Dropbox」公式サービスはこちら
OneDrive(ワンドライブ)
OneDrive(ワンドライブ)は、マイクロソフト社によってサービス提供されている無料のオンラインストレージサービスです。
・内部ストレージを節約できる
OneDriveは、”インターネット上にデータを置く”ことによって、本来内部ストレージ(データBOX)に保存するはずだったデータを外部(クラウド)に保存することができます。
OneDriveは15GB分のデータを無料でクラウド上に保存することが可能です。
15GBは画質や音質によりますが、写真なら4,500枚程度、音楽ファイルなら3,000曲程度保存することができるほどの容量です。
無料容量:15GB(招待1人につき500MB追加)
・アップロードファイルサイズ上限:10GB
・旧名称は「SkyDrive」。
・どのデバイスOKで複数人で共有可能
OneDriveはパソコン、スマートフォン、タブレットどのデバイスでも、どこでもファイルの同期ができるので、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもファイルの閲覧・編集が可能です。
また、OneDriveはアカウントに紐づいてクラウド上にデータを保存するため、アカウント情報を共有したい人に公開すれば複数人でデータ共有することが可能です。
またファイルに対して共有設定をすれば、設定したファイルのみ共有することも可能です。
・オフライン状態でもファイル操作可能
OneDriveのファイルやフォルダに対して「オフラインで使う」設定をしておけば、インターネットに接続されていない状況でもデータを確認することができます。
また、確認だけでなく編集することも可能で、次にインターネットに繋がったタイミングで編集内容を保存してくれるという便利な機能を搭載しています。
・安心のデータ管理
OneDriveのデータは、Microsoft社が管理するデータセンターに保管されています。
最先端の技術持って管理されており、2段階認証やアクセスの入退室管理など
万が一のデータ盗難や、災害などに備えて何重にもデータを保護する仕組みが取られています。
・OneDriveはスマホアプリも便利
ウェブでのサービスが中心になりますが、パソコンを立ち上げる手間などサクッと閲覧して編集したいかたにはアプリがおススメです。
さらに複数人での共有ファイルが編集されるとアプリでは通知機能が搭載されています。
またスマートフォンで撮った写真の保存・共有も簡単にできるのでOneDriveスマホアプリの利用もおススメです。
プラン | 月額料金 | 容量 |
フリー | 無料 | 5GB |
基本プラン | 1.99USD/月 | 50GB |
OneDriveのサービスは公式サイトから利用できます。
Google Drive(グーグルドライブ)
Google が提供しているサービスGoogle Docsなど、そのほかの Google のサービスと連携させることができます。
・Googleアカウントをもっていればすぐ使える
すでにGmailなど利用されている方はそのIDとパスワードを利用でGoogleDriveがすぐに利用できます。
・無料で15GB~1TB
無料容量は15GB(Gmailも含む)とほかのストレージサービスに比べて大容量になっています。
容量をふやしたい場合はクレジットカードで月額課金することで容量を増やすことができます。
さらに、Googleローカルガイドでポイントを貯めてレベル4に達すると1TBまで無料で利用することができるようになります。
・フォルダ、ファイルごとにも権限管理が可能。
Google Drive は別ユーザーとファイル共有が可能です。フォルダではもちろん、写真、ファイル単位でも共有が可能です。
・Googleドキュメントが利用可能でそのまま共有OK
Microsoft Office のようなスプレッドシート(エクセル)なども同時に利用することができます。
作成したドキュメントをGoogleDriveに共有保存することでグループワークが効率的に作業が進められます。
※アップロードファイルサイズ上限:5TB
・無期限で保存が可能
他のストレージサービスはサインインなどの利用が発生していないと一定期間でファイルを削除しますが、GoogleDriveは削除規定期間がない為、無期限で保存することが可能です。
・アプリは便利
ドキュメントの閲覧、編集はもちろん。スマートフォンのアプリで利用することができます。
スマートフォンならではの機能としてカメラをつかったスキャン機能が搭載されています、領収書や紙媒体などカメラで写真をとるだけでPDF化して保存することができます。
プラン | 月額料金 | 容量 |
15GBプラン | 無料 | 15GB |
100GBプラン | 250円/月 | 100GB |
1TBプラン | 1,300円/月 | 1,000GB |
2TBプラン | 2,600円/月 | 2,000GB |
10TBプラン | 13,000円/月 | 10,000GB |
20TBプラン | 26,000円/月 | 20,000GB |
30TBプラン | 39,000円/月 | 30,000GB |
OneDriveのサービスは公式サイトから利用できます。